背景

1-AGS-AM2010が東京で行われる機会を利用し、アジアのサステイナビリティを議論する場としての学生セッションを開催する。


本事業は、東京での開催が予定されている国際研究者会議、AGS-AM20101と同時期に学生が主体的に企画・実施を行う国際学生セッションである。AGS-AM2010では、世界中の一流大学からサステイナビリティに関する研究に携わっている研究者や学生が集結する。しかし、例年の会議では、欧米を中心とする先進国と比較して、アジアを中心とする途上国からの参加が少なく、アジア地域の問題が議論の中にあまり取り上げられていなかった現状がある。サステイナビリティを研究する上では、今後、急速な人口増加や経済発展、都市化、及びそれに伴う様々な問題の発生が見込まれるアジア地域の重要性は高いと考えられる。そのため、よりアジアの文脈に即したサステイナビリティが議論され、それが世界全体の議論に反映されるべきである。このような問題意識の下、AGS-AM2010が東京で開催されるこの機会に、AGS-UTSC2の学生が主体となり国際学生セッションを開催したいと考えている。東京大学からはもちろん、アジア各国から代表となる学生を集め、アジアの文脈に即したサステイナビリティを議論し、世界に発信していきたい。 本セッションのテーマとして、「Growing Asian Cities -Networking Sustainability Problems-」とを掲げた。開催に当たっては、AGS-AM2010に集まる知的・人的リソースを有効活用すると共に、アジア各国からそれぞれの国の代表となる学生を招聘することによって、学際性・国際性を重視したものとする。各国の学生が持ち寄った様々な問題を徹底的に議論し、諸問題間の関係性を明らかにすることにより、アジアのサステイナビリティの全体像が把握できるような成果を残すことを目指す。

2-SSS2007を開催した際のノウハウがある為、それを今回の開催に最大限に活用する。


2007年には、同様にAGS-UTSCが中心となって、Student Summit for Sustainability 2007を開催した実績がある。当時開催に携わった学生や教官は現在も大学に在籍しており、彼らから運営に関するアドバイスや協力を得る体制は整っている。これらの支援を実現の助けとすると共に、セッションの質を高めるために役立てていく予定である。